人情ヒッチハイクで3回目の日本縦断!

過去2回、ヒッチハイクで日本縦断を達成してきた現役大学生ヒッチハイカーが、「3回目のヒッチハイク日本縦断」に挑戦。旅先での出会いから学んだことや、ヒッチハイクのノウハウなどヒッチハイクに関する情報を発信していきます。

某外資系保険会社の営業マネージャーが教えてくれた「営業マンとして心がけるべきたった1つのこと」

【ヒッチハイカー’s インタビュー】
旅先ならでは、ヒッチハイクならではの出会いを通して様々な人の姿を紹介していくこのコーナー。今回は第7弾!



出会ったのは、



「某外資系保険会社の営業マネージャー」



神戸の北にある三田というところでヒッチハイクをしていたときのことだ。



道に立ってヒッチハイク開始からわずか2秒で、1人のおじさんに乗せてもらった。


彼は、外資系保険会社でマネージャーを務める営業マンだった。






1ヶ月とか2ヶ月くらいの休みが取れるのは今しかないから、ヒッチハイクをやっています。今日はお休みですか?



「うちの会社は外資系だから、決まった休みなんてないで。結果がすべてやから、結果さえ出してれば、1ヶ月でも2ヶ月でも休めるんや。仕事ができる奴は、2.3ヶ月で年間目標額を売ってしもうて、あとは海外にバカンスに行っとるよ。そういう意味では、必ずしも社会人になったら時間がなくなるという訳やないで。」

これが外資系スタイルか、と驚いた。

就活で外資系企業のことは少し話で聞いたことがあったけど…

世の中にはいろんな世界があるんだな、と思った。




銀行、不動産、商社、メーカー…

いろんな業界のエリート営業マンをマネージャー自身が引き抜いてスカウトし、教育し、独立させていくのだという。

「マネージャーという立場はホンマに大変やで。スカウトした人たちの人生を背負ってるわけやからな。責任感が重いんだわ。」

もっと話を聞きたくなる。



そんなおじさんに、



「営業マンとして、大切なことは何か?」



と聞いてみた。
瞬時にズバッと一言だけ返ってきた。




「自分を磨け!」



「好奇心をもって何にでもチャレンジし、そこからたくさん学ぶこと。営業は自分自身が商品。最終的にお客さんから買ってもらうには、自分自身に魅力が備わっていることが必要不可欠。要は、お客さんに「こいつと付き合えば自分に何か有益なものをもたらしてくれる」と思わせられるように自分を懸命に磨き続け、人間力を形成していくことが、一番大切やな!」

と、現役バリバリの外資系営業マネージャーのおじさんは教えてくれた。



「そういう意味では、ヒッチハイクは営業マンへのいい訓練になると思うで!」

と言っておじさんは缶コーヒーを僕に渡し、

「ほな、頑張ってな!」

と去っていった。




ヒッチハイクは営業マンとしての訓練か…)



これは確かにそうかもしれない。




短い時間だったが、有意義な学びの時間だった。




出会えて良かった、ありがとう。


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