長崎で出会った笑顔のシェフが語る「本当の美味しさ」
【ヒッチハイカー’s インタビュー】
旅先ならでは、ヒッチハイクならではの出会いを通して様々な人の姿を紹介していくこのコーナー。今回は第4弾!
出会ったのは、
「笑顔の絶えない長崎のシェフ」
1人の男性に乗せてもらった。
彼は長崎の雲仙で洋食レストランのシェフをやっているという。
ヒッチハイクでシェフに出会うのも、これまた珍しい。
学生時代、シェフも日本中を旅していたらしく、車内のトークは盛り上がった。
その中でも特に白熱したのが、
「本当の美味しさとは何か?」について。
高いお金を出せば、いくらでもいいものを食べることができる。それはもちろん「美味しい」。
「高いお金をかけりゃあ、そりゃいいものは作れるけど、やっぱり、食材にあまり手を加えず、そのままの味が1番「美味しい」んだよな〜」
僕も昨年の夏、沖縄での自給自足キャンプで採れたての野菜をそのまま食べたときの「美味しさ」に感動し、涙が出てしまったことがある。
東京ではいくらでも美味しいものを食べられるけど、やっぱり新鮮なものを新鮮な状態で食べたときの美味しさにはかなわないし、それが本当の贅沢だと思う。
そんなシェフは、農園で米や野菜をゼロから自家栽培し、レストランの食材に使っているらしい。
「お金で買える美味しさ」
「お金では買えないありのままの美味しさ」
どちらが良い悪いではないけど、「美味しい」にもいくつか種類があることを学ばせてもらった。
そして、もうひとつ面白かったのは、
シェフには料理人らしからぬ明るさがあったことだ。
「料理人というと、むすっとしていて口数が少ない、いわゆる職人気質な人が多いんだよね。でも、そんな自分の世界に集中して頑固でい続けてたら美味しい料理も作れない。お客さんとも、ホールの子たちともたくさん話して、いろんな意見を吸収した方が、みんなが求める美味しさに近づけるんじゃないかな。俺はそう思ってるね。」
確かに。
僕も以前、ダイニングレストランでバイトしていたことがあるけど、シェフは口数が少なくて頑固で、怖い存在だった。
「料理人=職人気質で頑固で怖い」というイメージとはかけ離れたシェフの車内は本当に楽しかった。
これからもありのままの「美味しさ」を、笑顔で追求し続けてください。
シェフのレストランに食べに行きたい!
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