屋久島の森の主vsクロックスヒッチハイカー
屋久島滞在記・前編。
縄文杉の登山をした。
縄文杉登山は時間がかかるために、なによりもまず朝が早い。
3:30に起床。まだ満天の星空が広がっているくらい真っ暗…
6:05、屋久島・縄文杉登山が始まった。
もちろん、高校のジャージにクロックスという旅の正装で。
最初は8km続くトロッコ道。ただの平坦な道なので、目の前に誰もいなくなるまでとにかく観光客を抜かしまくる。
木々に木洩れ陽が差し込んでいるのがキレイで、サクサクと進んでいく。
早々とトロッコ道を終えて、次は大株歩道という道を行く。ここからいきなり、登山という感じの道になる。手を使いながら石段をよじ登ったりもした。
風景も、樹齢1000年以上の杉だけが名乗れるという「屋久杉」がたくさん現れてきた。
ハート型の屋久杉、2本の木が繋がっている屋久杉、ドラゴンの顔みたいな屋久杉など、不思議なカタチの屋久杉を見ながら進む。
そして、登山を始めてから約3.5時間。
ついに、縄文杉とご対面。
圧倒的な存在感。まさに「森の主」というコトバがピッタリだ…
あの感動は写真じゃ伝わらない。登って実際に自分の目で確かめないとわからないだろうなと思った…
帰りも来た道を戻っていく。
僕は結構早いペースで登っていたので、これから縄文杉に向かっていくたくさんの人たちとすれ違った。
「あ、あのクロックスの子だ!」
と指さされたりしながら…(笑)
そして、まだ体力も時間も有り余っていたので、もうひとつの人気登山コースである
「白谷雲水峡」にそのまま行くことに。
汗をびっしょりかきながらひたすら石段を登っていく。
太鼓岩からの見晴らしは格別で、最高に贅沢な風景を独り占め。
その後も、「もののけ姫」の舞台となった白谷雲水峡特有のコケの世界を堪能しながらクロックスで進む。
気付けばかれこれ、
屋久島の森を計11時間、27kmほど歩いていた。
最後は、頑張ってくれたクロックスを森の湧き水でキレイに洗って、登山終了。
道中、クロックスにスケッチブックというなかなか意味不明な姿で登っていたので、
「1日で2つの登山コースを登るだけでもすごいのに、クロックスってすごいな〜…てかこのあとヒッチハイクもするのね…」
と声をかけてくれる人たちが多く、たくさんの出会いがあった。
僕にとっては、そこまで疲れなかったし、あと10kmくらいは歩ける体力が残っていた(笑)
東海道五十三次や富士山に続いて、屋久島の森をクロックスで制覇!
ということで…
「屋久島の森の主vsクロックスヒッチハイカー」
の対決は、クロックスヒッチハイカーの勝利!!
でも、本当のことを言うならば、
人間は自然に勝つことはできない…
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